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時の総理大臣にも、原発の真実は伝えられなかった

 朝日新聞の12月15日付けの「ザ・コラム」は、興味深い記事でした。“小泉元首相の変節「オレたちにウソ言ってきた」”というものです。今、脱原発を言ってる小泉さんですが、マスコミの取材はすべて断っているそうです。取材ではないということで編集委員の大久保真紀さんが、会って話しをしています。

 なぜ、いまごろ原発ゼロを声高に叫ぶのだろう。だって首相時代は、CO2削減を理由に原発推進の旗振り役だったのに。大久保真紀さんは、原発推進から原発ゼロに変節した、小泉さんを変えた一番のものは何だろうかと思いで聞いています。そのところの記事です。

 (小泉さんは)「電事連(電気事業連合会)の言ってること、ウソじゃん」。私の目を見据えて、強い口調でまくしたてた。
 「専門家が『安全で、コストが安い』『脱石油にはこれしかない』と言えば信用しますよ。何年もオレたちにウソを言ってきた。これですよ。こっちは原子力の知識なんかないんだから。3・11前はそんな関心もなかったし。あれほど制御しがたいものとは知らなかった」
 だまされたと思ったんですか。あえてそう聞くと、「そうだよ。思ったよ」。

 10月に広島で日本弁護士連合会主催のシンポジウムがあり、管直人元首相が来ていました。管さんは、「SPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)の存在も知らなかった。知らされてなかった」と話していました。この菅さんの発言はウソでは無いと思いました。

 「原子力ムラ」は、時の総理大臣にも真実を伝えない。官僚は表向き政治家にチヤホヤしながらも、腹の底では軽視しバカにしているという姿だと思います。そういうことも知らない総理大臣が悪いといえばそれだけですが、とてもこの実態が想像できました。

 大久保編集委員は、違う記事で次のようにも書いていました。
「政治家が方向性を打ち出さない限り、官僚は動かない。それが日本の現実」と。

 政治家のみなさん。官僚や当局の役人どもに騙されてはなりませんよ。おだてに乗せられてはなりませんよ。おだてに乗せられて、喜んでいたら、次の選挙では落選しますよ。去年の衆議員選挙で落選した、多くの民主党議員のように。「次の選挙を」というように考えるより、今が勝負。ここに自分の信念を掛けるぞという気持ちが無くては、ダメですよ。

 最初から信念など無いと言われたら、それまでですが。次の選挙に当選すること(のみ)が信念という議員さんも身近にいますけど。

 「ザ・コラム」の最後は次のような原稿でした。
 小泉さんとの会食は3時間近く、話は映画や読書、ゴルフ、演劇にも及んだ。別れ際、抱きかかえていった30本の赤いバラの花束を手渡そうとしたが、体よく固辞された。一切もらわない主義だという。私が「(今日のこと)書きますので」と言うと、小泉さんはアッハハッと高笑いし、片手を上げて去っていった。

 これぞ男の美学。「小泉構造改革」は格差社会を強め、庶民の暮らしを難しくし、靖国の問題など、僕は小泉さんは好きではない。しかし、今どき珍しい政治家だと思います。僕なら、赤いバラ頂く。バラより現金が良いとは言わないけれど。
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コメント

[C9]

3.11で私達は、原発の恐ろしさを知りました。
小泉さんだけでなく一般市民も何も知らなかったのです。
でも知ってしまったのですから原発は、辞めるべきです。
私だけでなく、辞めるべきと考えた人は多くて、一部の人は毎週金曜日にデモをしてくれてるんですよね
私は東京まで遠くてデモに参加出来ませんが、近くでデモが有るのなら参加したいと思います。

再稼働する前に、核廃棄物はどうするのか答えを出すべきです。
福島で起こった事故を総括すべきです。
考えると疑問と怒りが込み上げてきます。
  • 2013-12-18 15:25
  • まさやん
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