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喪中ハガキ

 そろそろ年賀状の宛名書きをしなければならない時期となりました。そして、これまでに届いた喪中ハガキを見つめ直しています。ショックな話しですが、友人、知人その本人が亡くなったというハガキが何枚かありました。 今までは、親とか兄や姉とかいう感じでしたが、本人が亡くなったというのは、大げさではありますが、衝撃的です。

 こういうハガキは、妻とか子どもから送られてくるのですが、「エー ウソー」という気持ちになります。

 一緒に法律の勉強をしていた、僕より2歳下の友人が亡くなっていました。喪中ハガキは、友人の妻からでした。

 彼は、高校を卒業してNHKで営業の仕事をしていました。NHKで営業と言えば、受信料金の納入を促す仕事です。その彼は、中央大学の通信教育で法律を勉強していました。僕も、同じように法律を勉強していました。彼は、通信教育で中央大学を卒業しました。そして、弁護士を目指して、東京都内の法律事務所で仕事をしながら、司法試験を受験しました。そして、何年か経って合格、広島市内で弁護士事務所を立ち上げ、立派な仕事をしていました。

 広島では、1か月に一度「白門会」という学習会を開き、「自衛隊と憲法9条の関係」など、様々なテーマで喧々諤々の議論を交わしたものでした。この世代は議論好きです。議論を交わしたところで、世の中が変わるものでは無いでしょうけど、議論を交わしたものです。

 それが、今の暮らしの中では本当に思い出に残るものです。彼は、着実に勉強をして、憧れの弁護士になりました。一方の僕は、法律だけは全ての単位を取得しましたが、いわゆる一般教養の勉強をする気持ちが全く無く、挫折をしてしまいました。自分自身に言い聞かせたものです。「人間、諦めが肝心」だと。

 あの頃は、刑法といえば団道重光(だんどう しげみつ)、民法は我妻栄(わがつま さかえ)でした。「団道刑法は、ああだ。こうだ」と、まさに口角泡を飛ばして語ったものです。

 そんな友人が、東京で一人暮らしをして頑張っていた時、僕は彼を応援するために、毎朝「起きろコール」をしていたものです。本当に懐かしく、思い出します。

 この前、中央大学の校歌をラジオで聞きました。中大は、あの頃は神田駿河台にありましたが、今の本部校舎は八王子市にあります。でも校歌は、あの時と同じでした。

草のみどりに風薫る
丘にまばゆき白門の
慕いつどえる若人が
まことの道に励みつつ
栄えある歴史を受け伝う
ああ中央、われらが中央
中央の名よ光あれ

 最近の大学生は、応援部とかいう学生以外は、ほとんど校歌が唄えないと聞きました。

 僕らの年齢では、通信教育でも唄えるのですよ。友人に合掌。

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