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為政者のやることと市民の責任

 北朝鮮がミサイル発射をしましたね。日本政府の軍備を増強したいと思っている連中たちが、これぞという感じで語っている様子は、その魂胆が丸見えです。

 安倍総理は、森友・加計事件で苦境にある中、意気揚々という感じで、「北」批判をしている姿をテレビ観ていると、無性に腹立たしく思います。市民の目を自らの事件から逸らそうとしているようにも観てしまう、僕がおかしいのでしょうかね。

 北朝鮮もミサイル発射などにお金を使わずに?と思います。先週の土曜日に広島市の朝鮮学校の公開授業を観させて、元気な明るい顔と声で学んでいる子どもたちの姿が残っているので、なおさらです。

 何年か前に韓国に行った時、韓国の人から、きちんとした数字か忘れましたが、「日本の30数年間の侵略の歴史は…」、ということを何度となく聞かされました。日本は戦前から戦争が終わるまで、朝鮮半島の人たちに悪いことをしていたのだとは知っていましたし、申しわけないという思いはありましたが、何度も言われると「僕はそのことに関わっていないよ」と、反論もしたくなりました。もちろん口には出しませんでしたが。

 今、日本は福島原発事故を経験しながら原発の再稼働を進め、安保法制を強め、共謀罪を制定し、憲法まで変えようとしていますが、そのことをもって世界の人から僕たちが批判されたとしたら、それは為政者のやっていることで、僕たちは反対しているのだと言い訳をするでしょうね。

 為政者のやっていることと、市民の気持ちというのは違うのだということを言いたと思います。北朝鮮はけしからん、だからといって日本に住んでいる北の人たちが嫌がらせを受けるということは筋違いだと思います。

 しかし安倍首相を含め、官房長官や外務大臣らの発言を聞いていると、嫌がらせを助長しているようにしか見えないのです。

 G7サミットでは、貿易問題、地球温暖化対策、難民問題などで、ことごとく違う主張をする米トランプ大統領に対し、欧州首脳たちが揃ってトランプを批判しているにも関わらず、メディアの報道を観る限り安倍晋三の声は聞こえませんでした。「自分の意見は無いのか!」と叫びたくなります。
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ご無沙汰しています

 なんともご無沙汰しています。この5月、本当に多忙でした。月曜日と木曜日に仕事をしているということもありますが、ゆっくりと自宅に居るのは、今日だけという感じです。どんなことをしていたのかということを簡単に伝えておきます。

 修学旅行のシーズンです。特にこの時期は中学校生が多く、全国から平和公園を訪れる生徒たちに碑めぐり案内をした回数が3回です。31日も予定が入っています。もちろん1日中やる訳ではありませんが、案内の中味よりも訪れる学校の情報やその地域のことなどを調べるなどの準備をします。この年齢になったら、中学生くらいの人と話すというのは新鮮な経験ですから、楽しいことです。

 学習会の講師もありました。緊張するというのはないのですが、新しい情報を提供するために新聞だけでなく政府機関のホームページや、情報紙を見ます。どうしてもその日まで、他のことをやるという余裕が持てない性格です。

 町内会の用事、この4月から地域の町内会の副会長になって、町内会にそれなりに新しい風を吹き込みたいという気概でやっています。「なんでもやりたがり屋」と言われるかもしれませんが、このままでは世話をする人がいないということで、町内会解散という状況にありました。

 どうしても書かなければならない原稿も3本ありました。ニューズレターのコラム、連載原稿などです。

 そして熊本へ行きました。俳優の中村敦夫さんが台本・主演をされる朗読劇「線量計が鳴る」というのを広島市でも行う準備をしており、熊本への公演を下見に行きました。とても良い内容で、広島市公演も成功させたいと覚悟をしました。中村さんは尊敬する兄貴という方です。

 昨日は広島市山根町にある広島朝鮮学園の公開授業に誘われ、行ってきました。子どもたちはみんな元気です。安倍政権により朝鮮学校への補助金が打ち切られ、たいへんな状況に置かれています。公開授業の後は、「朝鮮学校差別の歴史と現在」というタイトルで、在日本朝鮮人人権協会の方からの講演を聞き、子どもたちと一緒に食事をしました。カレーライスにヨーグルト、ゼリー、もちろんキムチもありました。キムチはたくさん食べてしまいました。

 朝鮮学園を維持するために、「力のある者は力を、金のある者は金を、知識のある者は知識を!」というスローガンで頑張っています。ある教室の壁面に、金子みすずの詩、「みんなちがってみんないい」という文を書いたものが貼ってありました。その通りですね。

 まあそんな感じで、自分から忙しくしているというような部分もありますが、元気ではありますので「ご安心」ください。6月は株主総会のシーズンなので、これもボチボチと準備を始めます。

修学旅行シーズンが始まりました

 新学期、春本番とともに修学旅行シーズンが始まりました。修学旅行生らに広島平和公園を中心にした碑めぐり案内を頼まれて、させてもらっています。

 いよいよ明日が今シーズン最初の案内となりました。今月だけで4回の予定が入っています。

 今月はすべて中学生ですが、平和公園には全国からやってきます。5~6月は主に中学生が多く、秋になると高校生が多くなります。だいたい10人~15人くらいを一グループで案内するのですが、明日がシーズン最初ということで、改めて案内コースの確認などをしておりました。

 最近は、旅行会社の行程の中に碑めぐりが組み込まれているので、どうしても時間が短いという傾向です。時間が短いと困るのは、第一に初めての生徒らとの「通じる人間関係」を作ることが難しいことです。

 会ってすぐに、この碑は「ああだ、こうだ」と説明するのは僕の性格に合いません。だからどうしても、自分を分かってもらい、聴いてくれる生徒たちも知りたいということからやろうとすると、どうしても時間が足りません。もちろん碑めぐりも、短時間では到底無理な部分もありますし、生徒たちの感想も聞きたいしという感じです。

 だから今年から、僕の方でその学校のホームページを見ておくことにしました。ホームページでは、「いよいよ修学旅行だ!」という書き出しで、新幹線に乗る練習をしたとも書いてありました。明日は午前5時過ぎに学校へ集合だそうです。

 こんなに早く学校へ来て、広島市までやって来て平和公園の碑めぐりをして(させられて)、「可哀想に」と声が出ました。そうなると少しでも、思い出に残る内容にしなければと、これまたプレッシャーです。

 中学生だけではありませんが、生徒たちは本当に「カワイイ」ですよ。もちろん「アレタ」生徒に出会うこともありますが、それはそれでまた「良し」です。

 大人になった時、「中学校の修学旅行で広島の平和公園に行った。面白いおじさんが、大きな声で案内してくれたなあー」ということを、ちょっとでも思い出してくれたら、それで幸いです。出来ればその時に、自分の夫や妻と、子どもたちと、平和公園に来て思い出して欲しいですね。

 修学旅行とはまったく関係ありませんが、面白い川柳というかそんな言葉を見つけました。どうしても皆さんへ伝えたくて書いておきます。

今夜から ゆっくり寝れる 自己破産

 笑ってしまいましたし、まずもって「ら抜き言葉」が良いし、この開き直りが気に入りました。

「広島のシムヤンネ」

 たまに韓国の人と会うことが在るのですが、これをいうと絶対に受ける、みんなが僕を見て笑いながら、歓声をあげるというのがあります。

 5月4日も韓国の平和団体の人が広島を訪れ、交流の場が行われました。その場で、「僕は広島のシムヤンネです」と挨拶すると、一斉に「シムヤンネ、シムヤンネ」という歓喜の声が上がりました。

 シムヤンネという人、韓国の有名なコメディアンで、日本でいうとビートタケシのような辛口の社会批評をする人だそうです。いっておきますが僕はビートタケシが決して辛口な社会批評をする人とは思いませんが、まあーそんな感じのコメディアンだそうです。シムヤンネはコメディアンでもあるそうですが、最近は映画を製作するとかで活躍しているそうです。その点はビートタケシにも似ているかも知れませんね。

 5月4日の交流会の時には、自撮棒で何人もの人から写真を撮られました。なかにはサインをして欲しいとまで頼まれ、まさにタレントのような扱いでした。しかしいくら調子乗りの僕でも、サインは恥ずかしくて勘弁してもらいました。韓国から来た人らは、一斉にスマホからシムヤンネを探して、広島側の参加者にも見せていました。広島側の人も「そっくりだ!」と歓声を上げていましたから、僕もハイテンションになっていました。

 いつか本物のシムヤンネに会って、「広島のシムヤンネ」として日韓交流の橋渡し役をしてみたいものです。

 交流の場では、北朝鮮のこと、「従軍慰安婦」問題、韓国内での受験競争のこと、大統領選挙のこと、儒教社会のことなどに話しが弾み、「明日もまた話そう」とまでリクエストされました。

 韓国は日本と最も近い国ですし、仲良くならなければなりませんね。北朝鮮に対しても、アメリカなどの国と調子を合わせて経済制裁とかいった圧力を掛けるだけでなく、近くの国としてもっと個性的な対話関係を持つ努力が大切なことだと思います。

 韓国からの参加者はほとんどが20歳代の若い人でしたが、日本で宣伝されているような「北は悪い国」という思いではなく、「困ったなあー」という感じでした。それが少し救われたという気持ちにもさせてくれました。

 広島の原爆被爆者の数が多いということで、「韓国のヒロシマ」と呼ばれている慶尚南道の陜川(ハプチョン)に、来月にも「原爆被害資料館」が完成する予定だそうです。韓国でも釜山という最も日本に近い場所から、車で約2時間くらいです。「広島のシムヤンネ」して、是非とも訪ねてみたいと思っています。

復興大臣の発言

 メチャ忙しいという訳でもないのですが、人に会うこと、人前で話すこと、書くこと、新聞や本を読むこと、仕事をしていること、等などでどうしてもブログの方がおろそかになってしまいました。書きたいことはたくさんあるのですが、時期を逸すると古い話題になっているようで、どうしてもスルーしてしまいます。本当はすぐにスルーしてはならないことだらけなのですが。

 今村復興相の発言による辞任、新聞で辞任した日を確認したら4月25日のことですから、ほんの10日前のことです。すぐに忘れてしまうことの忘却に苛立ちを思います。

 4月4日の、原発事故の自主避難者が故郷に戻れないことを、「本人の責任」と発言したこと、そして4月25日の「まだ東北で良かった」という発言、彼の発言の中には原発被害、放射能被害という思いは無いのでしょうね。そういうところは、安倍首相が3月11日の追悼式の式辞で原発事故にひと言も触れなかったという問題と同じだと思うのです。

 今村復興相の方は、積極的に本音を話す人、安倍首相の方は言わないことで本音を出す人、「どっちもどっち」という感じではありますが、安倍晋三の方が悪い知恵は上で巧妙だと思います。

 確かに原発事故が島根であったり、若狭湾であったりしたら、風はこの時期はだいたい東方向に吹くので、日本列島での被害はもっと広がり大変だったとは思います。しかし「まだ東北で良かった」はないでしょう。

 今村復興相も、安倍首相も放射能被害についての特殊性を理解していないのか、知っているのでしょうけども、あえて避けているようで許せないという思いです。

 「3・11甲状腺がん子ども基金」が、甲状腺がんと診断された子どもたちに実施したアンケート結果が送られてきました。その中で甲状腺がんと診断されて心配になったり悩んだことは?という質問に対し、一番多いのは結婚で、治療費、学業、就職、経済、生活、出産というように続きました。心の問題では「いつ死ぬのか」「自分だけがなぜ、と悩んだ」「仕事が続けられるのか」「対人関係において理解が得られない」という言葉も並びました。

 なかには病気を理由に、内定取り消しになったという声もありました。この結果を見て、広島・長崎の被爆者が長年抱えている状況と重なり、大きな衝撃でもありました。

 広島・長崎の体験、チェルノブイリの現実の中で、ヒバクシャの苦しみは、ただ単に病気になるということだけでなく、「もしかしたら」という不安や恐れを感じながら生活をしていかなければならないということを、理解しなければならないと思います。単に病気になるというよりも、不安や恐れを持って暮らす方がたいへんな被害だと思います。

 東日本大震災の被害を、あえて戦略的に地震と津波だけに限定させてしまおうとする復興相も首相も、その魂胆が丸見えだからこそ、やりきれない怒りが湧いてきます。


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