Entries

「赤えんぴつ派」の僕ですが

 僕は「赤えんぴつ派」です。本や資料を読んでいる時に大切な部分にしるしを付けるのに、「赤えんぴつ」を使うのです。なぜ「赤えんぴつ」かといえば、蛍光ペンだと、しるしにインパクトが無いというのと、蛍光ペンではキャップを外していたら、すぐに乾いてしまって使えなくなるという失敗が多いからです。使えなくなると捨てるしかないので、もったいないという気持ちになります。

 赤のボールペン類も使うことがありますが、ボールペンは線が細いのでイマイチ気に入りません。だから「赤えんぴつ」なのです。

 もう何年も使っていた「赤えんぴつ」が小さくなってしまったので、ホームセンターに購入しに行きました。普通ならこの前まであった文具屋さんに行くのですが、夏ごろにこの文具屋さんは突如倒産しました。直前まで親しくしていた文具屋さんの店員さんの姿は無くなり、店には「破産管財人」が管理しているということを記した掲示がしてありました。ここでは「赤えんぴつ」は一本でも売ってくれました。

 だから最近はヤヤコシイ文具を購入する時は、車か電車に乗って市内の店に行かなければなりません。最近、小さな文具屋・電気屋・薬屋・本屋さんというのが近所から姿を消していることは、本当に情けないことだと思っています。

 だから「赤えんぴつ」を購入するためにホームセンターに行きました。陳列棚を探したら、「赤えんぴつ」はありました。しかし3本がセットになって売られています。そんなに使うものではありませんから、1本もあれば数年は使えます。3本あったらたぶん死ぬまで使えると思いました。だから店員の人に「1本では売ってないのですか」と訊ねました。僕は「3本も買ったらもったいないし、こんな物は3本も要るもんじゃないよね」と言いましたが、「これしかない」ということでした。

 最近どうも無駄な数を買わされるというのが多いように思います。先日も充電ができる単3の乾電池を買いに大手の電気製品販売店に行ったら、これも最低でも2本のセットしか販売していませんでした。充電乾電池はラジオ派の僕には必需品です。ラジオは単3電池1本で、充電をしながら使えば5年は使えます。充電出来ない普通の電池なら消耗品として使い捨てても良いと思いますが、充電電池くらい1本で売ってくれたらと思います。

 このような無駄な量を買わざるを得ないというのは、ホントにたくさんありますよね。この前もちょっと駐車場のセメントが取れていたので、これまたホームセンターに行ったら、いちばん小さなセメント袋でもそのほとんどが無駄な物でした。セメントが乾かないように袋はきちんとヒモで縛りましたが、次に使う時はどうなっていることやらです。

 けっきょく「赤えんぴつ」も充電用単3電池も、僕のひきだしの中で何時使えるかも分からないままで、その時を待っています。誰が必要な方はいませんか?
 差し上げてもよいけど、どうもムカツクので誰か買ってくれませんか?安くしますよ。


スポンサーサイト

円安は百害あって一利も無し

 所用で毎月1回の頻度で上京するのですが、最近宿泊ホテルの値段が高くなっているように思います。東京だけでなく全国的に上がっているような感じです。値上げ率は15%~20%くらいだと感じています。

 逆に外国人の観光客は地方の都市でも増えているようですね。先日、岐阜県の高山市に行ったのですが、タイ、香港、中国人の観光客と話すことができました。朝食のバイキング会場では、日本語より外国語の方がたくさん聞こえていました。それも多様な言語でした。

 円安によって外国人がたくさんやって来ているようですね。外国人が多く訪れるということは良いことだとは思いますが。1ドル80円台から今や120円ですから外国人が日本のホテルに宿泊して、これまで1万円の宿泊代金が1万2千円になっていたとしても損にはならないという計算です。

 しかしそのトバッチリを受けているのが、僕たちです。値上げしても外国人は宿泊してくれるしその数も増えているのでしょうけど、少数派の日本人が犠牲になっているようです。

 ガソリンの値段がセルフで137円という数字が、ガソリンスタンドに掲示してありました。原油の値段が大幅に値崩れしているので、もし1ドルが100円くらいになれば、ガソリンの値段も110円になると思います。円安でやっぱり高いガソリン代金を払っていると思います。

 アベシンは政権を取って日銀と一緒になって極端な円安に誘導し、それが自らの政策の評価だと言ってる感覚が僕には理解できません。

 今朝の新聞1面に「麺類・油・冷凍食品・紙製品・・・新年 値上げラッシュ」という見出しが載っていました。理由は「円安背景に原材料高騰」とありました。予想していた通りです。国は経済界に対して、働いている人の賃金を上げるようにと「指導」しているようですが、「指導」されて喜んでいる労働組合の感覚も自主性の無さ丸出しです。

 「指導」によって賃金を上げてもその恩恵に与るのは、大企業で働いている人や公務員の人たちだけ、中小企業も上げたとしても経営者は「円安」の被害を全て製品の値段に転嫁できる分けでもなく、その被害は主に非正規で働いている人へのしわ寄せとなるのはミエミエです。

 それならどうすべきか、安売りショップを探すことを趣味のようにすることだと思います。中古品の店、質流れの店、「100均」の利用、お菓子類は出来るだけ試食品を食べること、お金を使わない楽しみを持つことだとも思います。

 楽しみながら生活することを考えるしかないと思います。そしてこの恨みを持ち続けることも大切だと思います。恨みは再来年の参議院選挙で晴らしましょう。アベシンから軽く見られないように。

今年僕にとって印象に残った出来事!

 今日は朝から、娘夫婦が住んでいるマンションの自習ルームに、パソコンと厚くて重たい書類を持ち込んで作業をしていました。歩いて15分足らずで、部屋の中は暖房も効いていますし、仕切りがしっかりとしていて何よりも静かで完璧の環境でした。

 少し疲れたので、今年僕にとって印象に残っている出来事を考えていました。
 1番はなんといっても、3月末で職場を完全退職したことでしょうね。60歳で定年退職してからも非正規で5年間働いていましたから長かったものです。  
 2番目は4月にアメリカに行ったことです。ジョージア州のアトランタ近くにアメリカ政府が許可したボーグル原発工事中の近くの教会で話しをしました。聴いている人はほとんどが黒人だったのですが、あの人たちの何ともいえない原発が建設されていることへの怒りと悲しみの顔は今でも忘れられません。

 3番は他人事ではありますが、17歳のマララ・ユフザイさんがノーベル平和賞を受けた時は本気で喜びました。4番は「上関原発反対神社名義地入会権」裁判の最後の原告だった竹弘盛三さんが亡くなり、その後すぐにこの裁判の弁護士をして下さった中尾英俊さんも亡くなられたこと、僕に対する生き方の見本を見せて下さっていた二人の死には、かなり落ち込みました。

 5番目は作家の田口ランディさんと上関町祝島へ行き、祝島が好きになってIターン、Uターンしている主に女性の人たちとの話し合いはそれぞれが本音を言い合って楽しくもあり緊張もしました。6番目はやはり高倉健さんの死ですかね。「鉄道屋」「あなたへ」「単騎 千里を走る」「ホタル」といった比較的最近の映画はほとんど観ていましたから。

 7番は8月6日ヒロシマ原爆の日、青森県弘前市で「医療と社会」というセミナーを主宰している品川信良さんが広島に来られて、飲み、話し、唄ったことです。品川さんは既に90歳を越えておられますが元気いっぱいの元産婦人科医で、事故から10年後のチェルノブイリを一緒に旅行した方です。

 8番目は福島第一原発がらみの仕事をしていて、現在肺がんを患っている人と出会い、想像もつかないような恐るべき仕事実態を聞きました。聞いた以上はほっておくことが出来ない性格ですから、何とかしたいと奔走していますが、「原子力ムラ」の現実の大きな壁が目の前にあります。9番目は、関西電力の大飯原発の差し止めを命じた、5月21日の福井地裁で判決です。司法もまだ信頼できるのだということを感じた、爽やかな判決でした。

 そしてラスト10番目は、なんといっても新しく出会った友人、そして久しぶりの友人との再会、そして何人かの友人との別れです。

 いよいよ後2日、2015年の実質的なスタートは、8日に予定している中国電力への「島根原発1号機の廃炉を求める申入れ」からです。
 明日、明後日は思い切って僕の部屋の究極のイノベーションを行います。要するに足の踏み場を確保することです。


サンタクロース

 クリスマスイブの夜、一緒に住んでいる4歳の孫にはサンタクロースがやってきました。僕には来ませんでした。

 朝起きて、「えー僕にはサンタが来ていない」と言ったら、孫は「じいちゃんは、『ば』とか『あ』を言うから来ないんだ」と言いました。『ば』とは「バカ」ということで、『あ』とは「アホ」というものです。

 僕は個人に対しては「バカ」とか「アホ」と言ったことはないと思っています。まあー余り自信がないので、そのつもりとしておきます。ただテレビニュースや新聞を見ている時に「このアベシンのバカたれが」とか「ケイサンショウはなにを考えとるんゃ、アホが」という言葉が無意識のうちに出てくることはあります。

 それを聞いている孫ですから、僕にはサンタがやって来なかったのです。孫には「バカとかアホとか言ったら来年はサンタが来ないかも分からんから、言っちゃだめだよ」と話して、僕を反面教師にしておきました。

 最近、孫が通っている保育園で「キモイ」という言葉を多くの子どもたちが使っているようです。孫も言われたようで相当に落ち込んでいました。僕は孫に対して、それを言った子どもに「僕のどこがキモイのかなあー。キモイのだったら、直さんといけないから、どこがキモイのか教えてー」とヤンワリと教えてもらったらと話しました。

 サンタといえば思い出すのは、僕がまだ6歳くらいの時だと思います。あの頃の僕の家はわら屋根の家でした。ごはんは「クド」で炊き、おかず類は「ヒチリン」で炭をおこして作ったものです。母親は仕事をしていたので、夜6時半頃に帰宅していました。クリスマスイブの夜、母が帰宅した時に凧(たこ。空に揚げるたこです)と、もう一つ何かをこっそりと「クド」の方へ隠しているのを見つけました。

 それは僕へのサンタからのプレゼントだったのですが、サンタは誰なのかという疑問が明らかになり、それなりの衝撃でした。でも母には何も言いませんでした。あの時の家の造り、寒そうなかっこうで職場から帰宅した母の姿、今でもはっきりと覚えています。

 同じ保育園に通う孫の友だちが保育園の前で、お母さんから「○○ちゃん、そんなにいうことを聞かないのなら、プレゼントはサンタさんへ返すから」と話していたそうです。

 母と同じ大人の人間同士として、大人の会話をしてみたいものです。もう17年前に亡くなったのですから実現不可能なことなのですが。
 来年は『ば』とか『あ』とかは言わないようにして、僕にもサンタさんに来て欲しいのですが、どうも難しそうですねえー。

今年最後の中国電力前街宣を行いました

 僕たちは毎月1回ほど、中国電力前でお昼休みの約1時間、街頭宣伝行動を行っています。24日は今年最後の行動になりました。6人が参加しました。僕はほとんど毎回参加してマイクを握って話すのが役割です。

 これまでの経験では、1回くらい通行人から罵声を浴びせられることがありますし、不愉快そうに無視されることもありますが、様ざまな考えを持っているだろう人たちの前で話すということは興味深々ですし、嫌いなことではありません。

 今日は何人もの人から「頑張ってください」とか「上関原発のことを皆忘れているからいけないね」という激励と共感の言葉が掛けられたようです。最後の頃には中年の男性が、僕のところにやって来てポケットから1000円を渡して「カンパです。頑張ってください」と声を掛けられました。嬉しいクリスマスプレゼントでした。がっちりと握手もさせてもらいました。

 こういう市民の反応をヒシヒシと受けながらやることは、こういう運動をしている者のだいご味だとも思っています。市民運動・住民運動の中で会議ばっかりやっていると、往々にして些細なことで議論になったり言い争いになることが多いのですが、やはり運動の基本は外に出ることだと思っています。 外に出て市民の人たちから受ける言動は、運動の成果だとも思っています。

 話しをする上で気を付けなければならないのは、これはテクニックの問題では①ゆっくりと話すこと②あくまでも話し言葉で分かるように話すこと③大勢の人が対象ではありますが、一人一人の個人に話すように喋ること、だと思っています。

 昼休みですから、中国電力で働いている人もビルから出てきます。中国電力で働いているからといって「敵」ではありません。むしろ今の政府や電力会社がやろうとしていることの矛盾を、一番よく知っている人ではないかとも思っています。その証拠ですが、社員の人から「嫌がらせ」を受けたこともありませんから。

 それにしても総選挙後の安倍政権の、原発擁護策はもう「なりふり構わず」という感じですね。まさに暴走だと思います。最近の新聞見出しを視ただけでも、①再生エネ発電抑制拡大②原発事故時の作業員被曝限度の引上げ③廃炉費料金転嫁継続へ④建て替えで原発維持⑤廃炉負担減へ会計見直し案⑤太陽光発電 抑制を強化⑥電源交付金 原発再稼働なら手厚く。停止中は削減。とまあこんな具合です。

 原発をめぐる状況を出来るだけ分かりやすく、街宣スピーカーの声を聴いている人に伝えなければなりません。それでなくても原発に関する言葉は、僕らは普通で通用するだろうと思っているのも、なかなか分かりにくいものですから。

中尾英俊先生

 いつでも履歴書が書けるようにと、パソコンの中には僕のプロフィールを書いたものが入っています。その中に「趣味」とか「健康法」というものと並んで「尊敬する人」というのがあります。その尊敬する人のお一人だった弁護士の中尾英俊先生が、12月21日に亡くなられたという連絡が昨日の朝方にありました。満90歳でした。博多市にお住まいでした。

 尊敬する人というのは、僕の生き方の見本にしたい人だと思います。よく弁護士だとか議員には「先生」というのを付けるものですが、生来が生意気な僕が「先生」と呼んだ唯一の人が中尾先生だったと思います。

 先生は入会権については、国内で最高の権威者だったと思います。僕とのつながりのキッカケになったのは、上関原発建設予定地内にある神社名義地になっている入会権地をめぐる裁判でした。入会権については簡単な説明だけでも少しスペースを必要としますのでここでは省略させていただきますが、ぜひとも自らで調べて欲しいと思います。

 先生には多くの著書がありますが、ずばり「入会権 その本質と現代的課題」という物、「平成日本歩き録 入会と環境保全」、最近では自らの体験を書かれた「海軍予備生徒・特攻隊長 -散らなかった同期の桜-」を先生はサイン入りで贈ってくださいました。

 先生の魅力は何といっても、その気骨だったと思います。85歳を過ぎてからは足を少し悪くしておられましたので、公判が終了した後の報告集会の会場にエレベーターが無かったので「手を持ちましょうか」と言っても、「ありがとうございます」と言われながらも「自分で歩きますから構いませんよ」と優しく答えて自分で階段を歩いておられました。

 また上関原発建設予定地の現地視察に行った時、道路に立っていたガードマンが「名前を教えてください」と声を掛けてきたら「この道路は一般道ですよ。なぜ貴方に名前を言わなければならないのですか」と注意されました。この時自動車の中には4人が乗っていたのですが、ガードマンの越権行為を問題視することすら出来なかった僕たちは恥ずかしい思いをしたものです。

 神社名義地裁判は最高裁に上がっていたので、公判や打合せで話しをすることは最近少なくなっていましたが、先生は大相撲が好きで九州場所は観に行ったことがあると聞いていたので「この九州場所の見物に行くのですが、ご一緒しませんか」とたぶん10月中ごろに電話をしました。先生は「行きたいですねえー。でも足が悪いので階段を上がるのが難しいから。ごめんなさい」と話されたのを思いだします。

 皆さんに是非とも読んで頂きたい著書は「平成日本歩き録」です。先生の人柄がよく表現されています。「人を愛し、自然を愛した」中で日本全国を旅された中での様ざまな人との出会いがとても楽しく表現されているものです。

 中尾先生の死去で、プロフィールの中にある3人の尊敬する人は全て亡くなられたことになりました。あーメチャ寂しい!

2016年夏に照準を!

 12月に入って年賀状書き・忘年会・打合せ、会議などなどが相次ぎ、何かと忙しい日々が続いていました。この「省ちゃんの前向き語り」もサボっていた感じでした。書きたいことは山のようにありましたが、時間が取れませんでした。
やっと落ち着いたと思ったら、「上関原発神社名義地入会権裁判」の代理人をして下さっている中尾英俊弁護士さんが昨日急逝されたという連絡が入りました。11月末に亡くなられた原告の竹弘盛三さんに続き、中尾英俊さんの死は本当にショックです。

 衆議院選挙は、マスコミの予想通り自民・公明が3分の2を確保し、投票率も史上最低になりましたね。庶民のうっ憤受け皿のキチンとした政党が無い中で、有権者に投票に行きたいという気が起こらないというのも、分からないではありませんが、やはり投開票日の翌日は目覚めの悪い朝でした。

 野党からは、準備不足とか大義の無い解散だったいう「泣き言」や「嘆き」が聞こえてきますが、こういった言葉は緊張感を持たずに政治家をしていた連中の、資質が問われるものとしか聞こえません。

 先日のブログでも書きましたが、約4年前の民主党政権になった時の「期待」と、その後の「裏切り」が、まだまだ強く残っていますね。たった2年そこらで忘れられるわけでは在りませんし、相当に根深いものがあると思います。

 新聞社が選挙に当選した議員に対して行った原発「再稼働」に関するアンケート結果が掲載してありましたが、自民党では「賛成」「どちらかといえば賛成」が計90.7%で、「反対」は0.7%、「どちらかといえば反対」も2.9%でした。共産、社民両党は全員が「反対」と回答していました。しかし民主党では「反対」は69.4%、「どちらかといえば賛成」が20.6%もおるという状況です。民主党のなんとも分からない信頼感が持てない政党だと思いました。

 惨敗した次世代の党では全員が「賛成」と答えています。「賛成」ではっきりしている次世代の党が惨敗し、「反対」ではっきりしている共産党が勝利したという構図だと思いました。
 ここで理解できないのが公明党ですが、選挙公約では「脱原発」をいいながら、「再稼働」では「賛成」が78.8%、「どちらかといえば反対」が9.1%という数字です。この優柔不断な姿勢は「ワカラナイ!」です。

 「準備不足」という言いわけは横に置いて、2016年夏には間違いなく参議院の選挙がやってきます。「政権交代」のチャンスはこの時だと思います。ここで有権者から託される政党でなければ、その存在感はないものと思います。

 年が明けたら後1年半です。

なぜ原発議論が進まなかったのか

 選挙も今日が最終日となりました。福島原発事故から、まだたったの3年9か月というのに、選挙戦の中で原発やエネルギー問題の議論が「本気」では進まなかったように思います。

 安部首相にしてみれば「アベノミクス」で選挙をした方が有利に進むという魂胆があるのは理解できますが、民主党を中心に自民党の作戦にまんまと引きずり込まれたという感じがしています。

 今朝の新聞は、各政党の公約一覧を出しています。原発問題について、自民党は「原子力規制委員会が新規制基準に適合すると認めた原発は再稼働を進める」としていますが、連立を組んでいる公明党は「原発ゼロを目指す」としています。この二つの政党の政策は、真っ向から矛盾していると思います。原発問題というのは、政党が連立を組む上でどうでも良いような軽い問題なのでしょうか。はっきり言って公明党の態度に理解ができません。

 野党の中でも「原発推進」と言われている次世代の党も、「脱原発依存体制を構築する」としています。選挙応援で九州電力川内原発の地元、薩摩川内市を訪れたアベシンは、「原発」について口にしなかったと新聞は書いていました。東京電力の柏崎刈羽原発がある新潟県でも、社民・共産を除いて原発問題について候補者は争点化を避けていたとの報道もありました。

 自民・公明の関係は矛盾しているし、原発をやめた方がよいとしている野党側もスローガンだけの感じがして、どうも信用できないという思いがしています。そんな中で、東海地方の民主党候補者が中部電力の労働組合と「原発推進」で協定を結んでいたという新聞を観て、民主党政権が誕生した時の「期待」とその後の「裏切り」の悪夢が浮かんできました。

 原発・エネルギー政策は簡単な言葉の「遊び」で済むような問題ではありません。いわゆる「核のごみ」問題や「廃炉」にしても言いたいことの主張をしていて事が進む問題ではないと思います。原発だけでなく、電力小売り事業の全面自由化、電力会社の総括原価方式の撤廃問題といった電力事業の今後についても、たくさんの課題が在ると思うのです。

 事故被災者の帰還時期のこと、汚染水問題もといった課もを抱えています。これらの情報がオープンにされて国民的議論が「本気」で出来る下地が作られて議論が始まれば、僕たちも「ある程度の犠牲」を考えながらも、その議論に加わりたいと思うのですが。

 与党も野党も「言葉の遊び」、「後は野となれ山となれ」、「口先」だけでは信じられないのです。このまんまズルズルと先延ばししているのは、もっとも「ひきょう」なやり方だと思うのですが。

8万4792人

 3・11の大震災、福島原発事故から3年9か月が過ぎましたね。8万4792人という数字は、原発事故の影響で未だにプレハブの仮設住宅に住んでいる人数です。

 ひと時よりは減っていますが、それは不便な仮設から無理をして住居を移った人がいるからです。今年の5月福島に行った時、壊れた美容院の前に下がっていた時計を観ました。時計は地震が発生した午後2時46分で止まったままでした。事故は何一つ解決されずに、あの時刻で停まったままです。そんな中にも関わらず、原発再稼働だー!ベースロード電源だー!と、図々しくフテブテシク言ってる原発推進派の衆議院選挙の候補者には悲しい限りです。

 新聞社による世論調査でも、選挙の争点に「東日本大震災からの復興」、「原発・エネルギー政策」が「景気対策」などに負けていることも、この国の民の忘却体質には、これまた悲しい限りです。

 それにしても、マスコミの選挙中には「重大な争点」を避ける報道がミエミエというように思われます。特にNHKが目立ちます。僕はラジオで月曜日~金曜日まで放送している「ビジネス展望」を毎朝聴いていますが、選挙公示後は、「どこかの会社では働く者のやる気を起こさせるために」といったような、ある意味どうでも良いようなものばかりです。

 たぶんこの「ビジネス展望」は東京都知事選挙の時に原発に対して「まともな」考えを持つ人をゲストから外したという事件を経験していますから、最初から「難しい」問題は避けて臨んだのでしょうね。僕はそう思っています。
この朝のラジオ番組は「ラジオあさいちばん」というものですが、7時30分前の「ニュースアップ」もしかりです。そういえばテレビの「クローズアップ現代」も、この間取り上げたテーマは「犯罪を繰り返す高齢者」「広がる“読書ゼロ”日本人に何が」「“社内発明”どう増やすか~やる気を引き出すルール」といった具合です

 世論調査では、自民・公明が3分の2を取るだろうとしていました。この原因、やはり民主党政権時の「裏切り」の余韻がまだ残っているのだろうと思います。

 そんな中での9日付け中日新聞の記事は、「裏切り」が本物であることを証明しました。新聞の見出しは「民主候補が原発推進協定 中電労組(これは中部電力です)と東海の18人」というものです。

 記事の内容を少し詳しく言いますと次のようなものです。『衆院選で、東海4県(愛知、岐阜、三重、静岡)の中部電力管内から小選挙区で出馬した民主党候補者25人のうち少なくとも18人が、民主党の支持母体である連合傘下の中部電力労組(組合員1万5千人)と「核燃料サイクル」の推進や「原子力の平和利用」を明記した政策協定を結んでいたことが中日新聞の調べで分かった』というものです。

 この記事について、「共産党の陰謀か!チクリか」といったような憶測が流れているようですが、憶測をウンヌンするよりも民主党はしっかりとした姿勢・政策を示すことではないでしょうか。

 でも民主党の候補者には多様な考えを持っている人が多いようで、応援したい候補者もいます。それらをきちんと見極めて投票するべきでしょうね。それにしても自民党候補が言う「アベノミクスで景気拡大」「景気拡大このみちしかない」という言葉をどの候補も右に並えで連呼する姿、以前の自民党はもっと多様だったと思うのだけどねえー。

「こっこー」の実

 上関町祝島に「一粒で千年長生きする」と言い伝えのある、秘伝の果物「こっこー」というのがあります。正しくは漢字があるのですが「チョー難しい」ので平仮名にさせてもらいます。はるか昔、秦の始皇帝の命を受け不老不死の霊薬を探し旅に出た徐福が祝島にも立ち寄り、見つけた秘果こそが、この「こっこー」であるという伝説に由来しています。「うずら卵」を一回り大きくした感じで、キウィフルーツのミニチュアのような形と味をしています。これが祝島の中に自生しているのです。「シマサルナシ」ともいわれてます。

  「こっこー」に詳しい人から聞いたうる覚えの話しですが、「こっこー」の実を食べた人の息を吸うただけでも何日か長生きするということを聞きました。僕は「その人とキス(接吻)をしたらどうか?」とすぐにそういう質問をしましたが。

 「こっこー」今の時期が旬です。祝島で「はっぴーあいらんど祝島通信」を出している國弘さん夫妻から注文のメールが届いていました。「数に限りがありますので、1シーズンお一人様一箱のみの注文とさせていただきます」「言い伝えを信じるか、話しのタネにするか、あなた次第です。見てみたい方、触ってみたい方、食べてみたい方、ぜひお申込みください」と書いてありました。

 こういうのを見ると、すぐに申し込む省ちゃんです。すぐに注文しました。
 申込み順が2番目ということでした。そして待ちに待っていた「こっこー」が、8粒入りで上品で小さな化粧箱に入れられて昨日の夕方届きました。送られてきた化粧箱の中には、「お送りしたこっこーは、輸送の際、傷つかないように、少し硬めのものを収穫しております」と書いた文章が添えてあり、少し日をおいて食べるようにとのことでした。
 こういうのを待てる省ちゃんでもありません。すぐに手でモミモミして一粒二粒を口に入れました。味はほんとキウィの味です。

 「こっこー」が祝島小中学校の校庭に生えているのを何度か観たこともありますし、「こっこー羊羹」というさっぱり味の羊羹は以前から好物でした。たぶん製造されていた方が亡くなられたというのを聞いたことがあるように思います。

 一粒で1000年生きる、8粒だと8000年ですね。昔から人間は長生きしたいという願望があったのでしょうね。しかし1000年も生きたら間違いなく嫌われるでしょうね。年金も医療費もたいへんですし。

 まったく話しが変わりますが、この11月、秋の叙勲を受けた女優の樹木希林さんが「生まれ変わっても女優になりますか?」というインタビューに対して「もう生まれ変わりたくないわよ。ワハハハ」と答えていたのを思い出しました。

 そうですね、僕も身体は不自由になったとしても頭がある程度しっかりしているのなら、このままである程度は長生きしたいですね。

 「生まれ変わったら?」その時代が今までの僕の人生のように、やりたいことがやれる時代なら生まれ変わって今のように生きたいけど・・・。難しいだろうかね。


Aくんが働いていたところ

 Aくんは40歳代中間の男性です。福島原発事故後、福島で働いていました。福島で働くというと原発内での作業と思われるでしょうが、福島での仕事は大きく四つに分類されます。一つは福島第一原発で働く仕事、二つ目は除染作業、
三つ目はガレキ撤去、そしてモニタリングです。Aくんはモニタリングの作業以外は経験しています。

 そして昨年末に体調を壊して広島市の病院で検査を受けたら「左肺腺癌縦隔リンパ節転移」という診断がされました。いわゆる肺がんです。Aくんと知り合いになって福島での仕事について様々なことを聞きました。仕事の中味というよりも主に聞いたのはその労働実態です。

 Aくんの給料明細が手元にあります。この月の総支給額は45万円くらいあります。しかし手取り額は13万円少しです。前払い金として20万円が引かれ、Aくんが仕事をあっ旋したという二人の人の家賃が6万円ずつで12万円が引かれていました。これが実態です。

 福島で働いている人たちは、全国から集まっています。交通費を使い福島に行き、着いたら当然寝止まりをするところが必要ですし、食事も必要です。働くためには健康診断を受けなければなりません。仕事に付いても実際に給料をもらうのは2か月先になりますから、その間の必要な費用は全て前借りになります。必要な健康診断の費用もAくんが負担しました。原発作業では、定期的に健康診断を受けることが義務付けられています。

 考えられないような話しも聞きました。もしAくんの体調が悪かったら、体調の良い代わりの者がAくんを名乗って病院に行き、健康診断書を書いてもらいます。そしてAくんは仕事をするのです。

 Aくんの場合ある職場に雇われた時、一日分の宿代として1000円が取られました。宿代といっても狭い部屋に数人が押し込まれるという形です。そして仕事で使う車両の使用料もガソリン代金も要りませんでした。当然だと思います。そしたら雇われて2か月目からは、宿代金を一日当たり2000円にする、車の使用料として一日当たり300円を取る、ガソリン代金は自己負担が告げられました。当然Aくんは、その提案は納得できないと会社に言いました。しかし、受け入れてもらえずに次の月の給料から約7万円が天引きされていました。

 またAくんは仕事中に車を運転していて物損事故を起こしたことがありました。仕事中の事故ですから、Aくんに重大な過失がない限り、修理代金は会社が負担することになるものです。しかし、Aくんの給料から修理代金が天引きされていました。

 こんな話しを聞いた後、広島市内にあるハローワークに行って福島での仕事についいて求人票を探してみたら、何件かの求人がありました。なんと日当は8000円程度でした。

 福島原発事故の作業員には、危険手当として税金によって一日当たり福島第一原発内での作業では2万円が、それ以外では1万円が支給されることになっています。現在一日平均で福島第一原発には約6000人が働いているそうですから、ざっと一日で1億2千万円です。

 これらのお金がどういう形で支給され、誰のフトコロに入っているのでしょうか。これは食事代金だ、宿代金だという言い分をしているようですが、これは一次受け会社のかってな言い分だと思います。しっかりと別枠で働いている人に支払われるべきではないでしょうか。国の役所もたぶん環境省だと思いますが知らんぷり、大儲けしているのは大手のゼネコンです。こんなことを許していたらこの国はつぶれる。そうじゃあないのー。

 時々、福島原発震災での仕事に関して「偽装下請け」という新聞記事が載りますが、もっともっと実態をつかんでオソルべきその実態を暴いて欲しいものです。




解散総選挙ではなく内閣総辞職だった

 民間企業も公務員も今年の冬のボーナスは、伸びているという報道がされていました。年末年始中に海外へ旅行する人も、これまでで最高になると予想されています。今年は年末年始が曜日の関係で長く取れるということもあるようですが、見方によれば景気の良い話しにも思われます。円安の海外旅行は高くつくのですがね。

 年収が2500万円を超えるという富裕層もその数が増えてきたといわれてますが、逆に年収200万円以下の貧困層も増えています。要するに貧富の格差の拡大です。

 ボーナスが無い人も多くなっています。非正規社員の多くはボーナスがありません。僕もこの3月末まで非正規の人たちが多い会社に勤めていましたが、ほんの寸志という額でした。友だちにこのことを話したら、「省ちゃんのところはいいよ、うちの非正規さんは全く無しだ」と話していましたから。

 ボーナスの無い家庭ではボーナスが伸びているといった報道を見たら、ますます面白くないでしょうね。日ごろは思わない、嫌、思わないようにして暮らしていた人でも他の家庭が良い目をしているということを知っただけで、僕のように根っからの根性の悪い者なら、その人の子どもをイジメテやろうと思うかもしれません。また夫婦ケンカが起こる種になりそうです。

 こんな暮らしの中で格差が大きくなっている社会は、本当にイビツなものだと思います。

 この度の解散総選挙、安倍政権の経済政策であるアベノミクスの失敗によって引き起こされたと思っています。「3本の矢」である「大胆な金融政策」「機動的な財政政策」「民間投資を喚起する成長政策」を放ったにも関わらず、日本経済は連続のマイナス成長になり来年10月に予定していた消費税10%の引き上げを延期せざるを得なくなったという政策の失敗です。その中で格差ばっかりが拡大して強い者だけが生き残る社会にしてしまいました。

 こんな中でも安倍晋三の頭の中は成長・成長です。僕の尊敬する同志社大学の浜矩子さんは、ことここに至っても成長ということに対して「お年寄りにドーピングをして、100㍍を10秒以内で走れ」というように例えていました。エッチな僕は次のように例えていました。80歳になってもバイアグラを飲ませて「頑張れ頑張れ」というようなものだと。

 もうこの国には道路もリニアも橋もダム開発といった大規模公共事業は要らないと思います。だいたいのインフラ施設はすでに整っているのですし、これから人口が減っていくという中で、もっと大人の考えが必要だと思います。教育問題・待機児童の解消・過疎地に住む人たちの交通手段の整備などを行い、人間そのものを大切にしていく暮らしを作ることです。大規模な公共事業よりもお金は掛からないと思います。そういった方向に政治の舵を代えていき、1000兆円を超えたといわれるこの国の借金を減らしていくべきではないでしょうか。

 アベノミクスで庶民の暮らしは一部を除いて悪くなった人の方が多いと思います。失敗であったのですから、そんな中で解散というのは政治を知らないやり方だと思います。自らの政策の失敗を認めるのなら、まともな選択肢は解散総選挙でなく、内閣総辞職だと思うのですがねえー。


選挙世論調査の方法は?

 選挙前半戦の新聞などによるマスコミの世論調査結果が相次いで発表されていますね。「自民党300議席を上回る」という内容に少しがく然としています。「なんでどうして」という感じです。

 世論調査は「コンピューターで無作為に選んだ有権者に電話をして」という条件で調査をしています。それを見て思いました。今の若者で固定電話を持っている人は稀だと思います。僕ら世代は固定電話しか無かったので固定と今では携帯も持っています。しかし子どもたちはみんな携帯電話です。今や30代、40代も携帯が主流だと思います。

 若い人で固定電話を持っている人といえば、ある程度の収入がある人か親世代と同居しているか、親の家にそのまま住み着いている富裕層かプチ富裕層だと思います。そういう人に電話を掛けて意見を聞いたものが、有権者の考えを真に反映したものになるでしょうか、大いに疑問を感じています。言葉は不適切かも分かりませんが「浮遊層」の若い世代の意見が世論調査にも反映されるべきです。

 僕は固定電話しかなかった時代の出身ですから固定電話も持っていますが、最近掛かってくる電話の多くがセールス電話か間違い電話です。まだ「なりすまし詐欺」のような電話はかかったことはありませんが。

 若い人たちの考えをキッチリと把握していないマスコミの世論調査を僕は信用しません。しかし残念ながら、「自民党300議席を超える」などという記事を見たら、携帯電話世代の人たちが「僕・私一人が選挙に行っても変わらないから」という気持ちになって投票に行かない、政治に無関心になるというか政治離れに進むのではないかと心配です。

 ぜひとも若い皆さん、「富裕層」「プチ富裕層」のマスコミ世論調査を信用しないで、ぜひとも大切な一票を投じて欲しいものです。

 それと旧態依然とした固定電話に掛けるという世論調査方法は、改善することを考えるべきではないでしょうか。









懐かしい人を再見しました

 11月27日、大津地裁はとても興味深い判決を下しました。この裁判とは関西電力の高浜原発3・4号機と大飯原発3・4号機の地震対策は不十分として、滋賀県に住む人たちが再稼働差し止めを求めていた事件です。

 判決の主文は住民の請求を却下するというものでしたが、その理由がとても興味深いというかユニークな内容で、この判決はあの5月21日の福井地裁の判決に匹敵するものだと僕は思いました。

 判決文では却下の理由について、「規制委員会がいたずらに早急に新規制基準に適合すると判断して再稼働を容認するとは考えがたい」と説明しています。つまり、再稼働が目前に迫っているわけではないから、まだ差し止め決定を出す必要性がないといっているのです。

 判決内容について詳しく説明すると長文になるので省略しますが、事故の危険性、地震や関西電力の説明責任、避難計画についても結論として「このような段階にあって、同委員会(原子力規制委員会)がいたずらに早急に、新規制基準に適合すると判断して再稼働を容認するとは到底考えがたく・・・」としているのです。まさに玄関からではなく裏口から入っていって「原子力ムラ」に警告したものだと思いました。

 面白い判決を書いた裁判長だなあーと思ってテレビの画面を観ていると、どこかで会った人だと思いました。裁判長の名前を聞いてすぐに分かりました。この3月末まで山口地裁の裁判長をしていた山本善彦さんです。そういえば3月末の人事異動で大津地裁の所長・裁判長に異動していました。

 山口のような小さな裁判所では、大きな裁判は同じ裁判官構成で行われます。山口地裁には上関原発に絡んだ多くの裁判が行われています。終わったものも、いまだに継続中のものもあります。埋め立ての差し止め請求、埋め立て工事を妨害したとして上関町の祝島の人たちらを中国電力側が訴えている「スラップ(恫喝)訴訟」といわれるもの、先日亡くなられた竹弘盛三さんが原告だった「神社名義地裁判」といわれるものなどです。

 これらの裁判の全ての裁判長が、3月末までこの山本善彦さんでした。決して我われ側に有利な判決を書いた人でもありませんが、この人の顔を見ると「僕の本音はいろいろとあるのだが、なかなかそれが出せなくてねえー」という感じを読み取っていました。急に「スラップ訴訟」について双方の和解を提案してみたり、証人尋問では答えがらない証人に対して「答えなさいよ」と促してみたりと、悪い奴だが心の底からは憎めないという感じの人でした。
このことは、山本さんの後任の裁判長は女性ですが「国のいわれるがまま」むき出しなので、今となって特にそれを感じてしまうのです。

 この山本善彦裁判長の大津地裁での判決、本音では勝たせてくれた判決だと思いました。

 現在鹿児島地裁で九州電力の川内原発再稼働を差し止める裁判が行われています。川内原発の方は、原子力規制委員会が「再稼働しても良いよ。でも僕らは責任を持たないけど」という判断をしています。こちらの方は高浜・大飯より「進んでいる」のです。この鹿児島での裁判に、山本善彦判決がどう影響するのでしょうか。こんどは裁判所も逃げる訳にはいかないでしょうね。


Appendix

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

Extra

プロフィール

省ちゃん

Author:省ちゃん
FC2ブログへようこそ!

最新記事

最新トラックバック